生産性を上げるために画鋲を廃止したい
画鋲(がびょう)がきらい
今回は趣向を変えて、教育現場で思っていることと、ちょっとしたライフハックをお届けします。
テーマは「画鋲」
教員として働いている、働いたことのある人なら分かると思いますが、現場は画鋲であふれています。
などなど・・・
1校で何個画鋲が使われているのか数えると大変な量ですよ、多分。
この画鋲が僕はとっても嫌いです。
「画鋲に好き嫌いなんてないだろ」って思った人、このままブラウザバックして下さい。
「画鋲ってヤダよね」って少しでも思っている人はこのまま読み進めて下さい。
そうは言っても、学校現場にはまだまだ画鋲が居座っています。これは動かせない事実です。(最近はツーダンクリップも見かけますが)
この画鋲とうまく付き合う(もしくは決別する)ことで、日々のちょっとしたストレスから開放されるのでは?と最近よく考えています。
なので、今回は
- 画鋲のデメリット
- 画鋲との付き合い方
の2点について書いてみます。
画鋲のデメリット
画鋲のデメリットについて、挙げると結構きりがないです。
というか、みなさん画鋲のデメリットって考えたことありますか?
「使うのが当たり前」「そこ?!」って思っている人も多いでしょう。
僕の考える画鋲のデメリットを挙げてみます。
痛い
単純に取り扱うのに力がいるんですよね。
刺すのはまだしも、抜く時。
よくあるこのタイプで壁に完全に刺さっているとリムーバーなしでは抜けないです。
手で抜こうとすると・・・考えただけで痛い
穴が開く
普通に貼りたいものに穴が開くってオワコン過ぎる。
僕が子供だったら、自分が書いたり作ったりしたものの四隅に穴があったら悲しくなるとまではいかなくても、気分は良くないです。
子供が扱えない
刺すことはできるかもしれないけど、やっぱり抜けません。
刺すことも、中~高学年ならまだしも、低学年では完全に刺せない。
というか、針が危険なので基本的に子供に渡せないです。
掲示物はできるだけ子供に貼らせたい僕からするとここも最悪です。
急に渡されると困る
「先生!画鋲が落ちてました!!」
子供から言われたことありませんか?
これ、あらゆるアクションのリズムが崩れるんですよね。
何しているにも、危険だから持たせておけないので、こっちがもらうしかない。
で、受け取ってしまうとポッケに入れるか、持っているしかない。
これも長くは無理ですよね。
子供たちの生活の中に画鋲があるだけで、こちらの作業が一時強制中断される危険があるって結構問題じゃないですか?
画鋲との付き合い方
ここまで、僕の思う画鋲のデメリットを書いてきましたが、ここからは、実際にやっている対画鋲プランを紹介します。
斜めに刺す
壁に対して斜めに刺すことで、ホールドはそのまま、抜く時ラクラクです。
また、斜めに刺して上に紙を置くことで、刺さない掲示もできます。(画鋲で挟むイメージ)
フリー画鋲ゾーンをつくる
教室の壁とかに、適当な画用紙を貼ります。
これに落ちている画鋲刺していいよってことにします。
この時、「宝探し」「迷子画鋲保護センター」など、子供が親しめそうな名前にすると、喜んでみんな拾って刺します。
落ちている画鋲を踏む心配もないし、教師側に持ってくることもないので、めちゃめちゃいいです。
急に画鋲が欲しくなった時にそこから使うこともできるので、柔軟に活用できます。
まとめ
今回は、画鋲について思っていることを書いてみました。
だめなところもあるけど、そればっかり言っても仕方ないので、対策は日々していきます。
みなさんも何かよい使用方法を知っていたら教えて下さい。