マシンいらず!エスプレッソの作り方
「エスプレッソ」と聞いて何を思い浮かべますか?
「コーヒーの種類?」「苦い・・・」
一般的にこんな印象だと思います。
今回はそんなエスプレッソについて書いていきます。
そもそもエスプレッソとは?
エスプレッソ(イタリア語: espresso)は、元は、深煎りで微細に挽いたコーヒー豆を充填したフィルターに、沸騰水を加圧状態で濾すことで抽出されたコーヒーのことである。普通のコーヒーカップの半分ほどの大きさのカップで供されるため、デミタスとも呼ばれる(demi は半分、tasse はカップを意味するフランス語)。
カンタンに言うと、少ないけどめためたに濃いコーヒーのことです。
喫茶店でも出している所もあります。
こんな感じのでかい機械でプシューってしているの見たことありませんか?
お家でこんなの置いている人はあまりいないのでは?(僕の知り合いでは一人だけいますが・・・)
しかし、何を隠そう、僕は大のエスプレッソ好き。
もちろん普通のコーヒーも好きですが、多いと冷めてしまう(カップによるけど)のと、濃い味が好きなので、サッと飲めてガツンと濃いエスプレッソにたどり着きました。
あと、映画「冷静と情熱のあいだ」で、竹野内豊さんがマキネッタで作っているのを見て、「渋い・・・、かっこいい・・・」と憧れたのもあります。(気になる人はアマゾン・プライムで見て下さい)
「そんなエスプレッソをなんとか家でも飲みたい」と考え、色々調べました。
結果として、家でもおいしいエスプレッソが飲めるようになりました。
実際に家で作れるようになったので、その流れをまとめてみました。
最後の方に「苦いのは苦手・・・」という人に向けた飲み方も紹介します。
用意するもの
用意するものは大きく2つだけです!
- モカエキスプレス(マキネッタ)
- 深煎、微粉のコーヒー豆
モカエキスプレスは、Amazonでも割と手が出やすい値段で売っています。
僕は上記のビアレッティ社のマキネッタの赤を使っています。
エスプレッソの生まれた国、イタリアのフィレンツェを旅行した際に購入しました。
実際、イタリアでは「コーヒー」といったらエスプレッソを指すほどエスプレッソが一般的です。
現地でかなり飲んで感動したので、「ここでエスプレッソの道具を買おう!」となりました。
実際に作ってみた
①マキネッタを分解する
分解すると3つのパーツに別れます。
カンタンな作りすぎて、これであのメカメカしいエスプレッソマシンの代わりになるのか?と思いますが、大丈夫です。
②下部に水を入れる
下の部分に水を注ぎます。量は何となくです。なんか目印とかありますので、よく見て下さい。
③漏斗状のフィルターに豆を詰める
銀の漏斗(ろうと)みたいなところに豆を詰めます。エスプレッソは1杯あたり、大体7gだと言われていますが、これも適当で多分大丈夫。ちゃんと測ったらもっとおいしいのかな。マキネッタが何カップ用なのかで変わると思います。
④合体させて、火にかける
3つのパーツを合体させて、火にかけます。
地味に注意点なんですが、ほとんどのマキネッタが直火式なので、IHは対応していないものが多いです。
僕はイタリアから帰ってきてすぐに引っ越した物件が、IHだったのでしばらくマキネッタを眠らせてしまいました・・・(今はガスコンロの物件です)
⑤コーヒーが出てくる
火にかけてしばらくすると、ピーッという音とともに、最上部のパーツの筒状のところからコーヒーが抽出されてきます。
ここらへんからコーヒーのいい香りが漂い始めます。
⑥完成
大体コーヒーが出てこなくなったら完成
イタリアのカフェで教えてもらったのですが、エスプレッソには砂糖をひとさじ入れて飲むという飲み方があるそうです。
エスプレッソを飲み終わった後、底に沈殿している砂糖とエスプレッソが溶け合った塊をスプーンですくってなめるのも一興だそう・・・
実際、とてもおいしいので、普段ブラック派の僕でも、エスプレッソは砂糖を入れる事が多いです。
まとめ
お家時間が増え、コーヒーなど、カフェイン飲料、温かい飲み物を口にする機会が増えているのではないでしょうか?
今回は、いつも同じものばかりで飽きてしまった・・・という人にも向けて、エスプレッソの作り方を紹介しました。
ドリップバッグコーヒーやインスタントコーヒーの方が手軽でカンタンですが、この「コーヒーを淹れる」という行為自体にリラックス効果があると感じています。
少し面倒でも、その過程を楽しんで、ようやく立ってきた香りを楽しむのも一入(ひとしお)ですよ。