Amazon primeの映画で個人的によかったものたち
Amazon primeの映画で個人的によかったものたち
今年見た映画の中で面白かったものをまとめてみました。
もっと見たんですがたくさんだと大変なので以下のものだけ。
紹介の順番は適当です。
Catch Me If You Can
詐欺師の話。
パイロット、医師、弁護士と身分を偽りながら移動する主人公。並行して小切手の偽造で悠々自適な生活を送る。
面白いのは、ボロが出始めるとすぐにその環境に見切りをつけ、逃亡し、次の場所へ。名前も漫画のキャラのものにするなど、「こんなんでいいのか」感満載。
途中でかまってほしくてFBIに電話するところもまさに日本語訳の「鬼さんこちら」って感じがする。
OP作った人は絶対「最高のもの作っちゃったな~」って思ったはず。
Chef
SNSに翻弄される料理人の話
主人公は有名レストランのシェフ。オリジナルの料理を追究したいと思いながらも、人気メニューだけを作るようにオーナーから命令される。
店に来た人気ブロガーに料理を酷評され、Twitterで反撃。たちまち炎上し、クビになってしまう。
そんな彼は屋台の車を買って「キューバサンド」に目覚める・・・
アメリカ各地の様子やSNSの影響力、そして何よりキューバサンドがめちゃめちゃうまそう。
こんなハッピーエンドある?って感じです。
Wood Job
受験に落ちた男子高校生がノリで林業始める話
集落の閉塞感と林業という仕事がざっくり描かれている。
「自分が生きている間に仕事の成果が見れない」って途方もない。
冒頭の職業訓練学校の様子とか生々しい。
Little Forest
ほぼ自給自足生活を送る集落の四季を描いた話
自然に囲まれた生活に憧れて見た作品。主演の橋本愛さんが農作業や料理をしながら生活しているのを眺めるだけ。
それぞれの季節の風景や食べ物が感じられることよりも、「集落を出たくても出れない」「外の世界でやっていけない」という雰囲気が所々に見られる。「自給自足」といえば聞こえはいいが、「自分たちだけで完結できてしまう」というのも物悲しい。
この「夏秋」だけでなく「冬春」もあるので作業中などに是非。
Pulp Fiction
ヤクザの親玉の周りの人たちの話。
タランティーノらしい、いくつかの短編が徐々に一つの大局に収束していく作品。
サミュエル・L・ジャクソンの聖書を引用した演説(実際の聖書の文句にはないらしい、知らん)がかっこいい。
他のタランティーノ作品へのつながりみたいなものもチラホラ。
ちなみに作中で「fuck」は250回以上叫ばれているそうです。
エルム街の悪夢
夢で殺人鬼に切られたら、現実でも切られとる って話
デッドバイデイライトのナイトメアの元になった作品。昔のとリメイク版とあってどちらも見た。ゲームはリメイク版を元にしている。クエンティン・スミスは似てないけど。
ツッコミどころはたくさんあるけど昔のバージョンのほうが面白かった。昔のCGとかあまり使えないながらもフレディの恐怖感をだそうとしているところに好感がもてるし、若干コミカル要素が入っていい。
Yesterday
売れない歌手の主人公が事故にあったら、世界中の人がビートルズを忘れてたって話
退院祝いにビートルズの「Yesterday」を歌ったら友達が「こんないい歌聴いたことない」ってなってどんどん有名になる。でもその重圧に耐えられなくなっていく・・・
随所で流れるビートルズの歌がいい。ヒットソングに群がる人の様子も興味深い。
個人的には劇中のどこかで流れる「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」が最高。
まとめ
こんな感じで洋画、邦画問わず色々見ました。
今年は映画館に全然行けなかったのでほとんどアマゾンプライムです。「パルプ・フィクション」「エルム街の悪夢」はU-NEXT。
映画館では「もののけ姫」だけ見ました。
大学生の時は考えさせられる映画(?)が好きでしたが、今は結構明るい雰囲気の映画をよく見るようになったな~という所感。
あと「リトル・フォレスト」みたいな作業中に流し見できる作品をたくさん見ました。
コロナ禍で中々映画館に行けないので、お家で映画を楽しみましょう!