【2020年版】社会人2年目に読んでよかった本
今年読んだ本を何冊か紹介します。
今年は昨年と比べて結構読書しました。読書量が増えた原因として、
- 社会人2年目ということもあり、気持ち的な余裕が生まれた
- 引っ越ししたことで通勤時間が増加。電車で暇
- 「仕事とか上手く回したい」→「上手く回して成功した人のやり方パクればいいんだ!」
が、考えられます。あと、途中から電子書籍に以降したことで爆発的に読書量が増えました。Kindleおすすめです。
仕事柄、教育関連の書籍を読むことが多いのですが、1記事にまとめられないので、今回はあえて、教育とは少し離れたものを紹介します。
一人称単数
一冊目は村上春樹の『一人称単数』です。
6年ぶりに出された8作の短編からなる本です。
全作品共通して、まるで春樹の過去の話かのような語られ方をされています。そしてこの中のいくつかの作品は、小説以外の芸術への造詣が求められているような気がします。
例えば
「石のまくらに」では短歌
「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」ではジャズ
「ウィズ・ザ・ビートルズ」ではビートルズだけでなく、芥川龍之介の「歯車」
「謝肉祭」ではシューマンの『謝肉祭』
などなど。
もちろん知ってなくても楽しめるのですが、ちょっとでも知っているとまた作品への思いみたいなものが変わってくるはず。
作者の趣味全開って感じがするけど、それもまた先述した作品全般の印象の一つの要因かも。
村上作品は長編が結構有名だけど、短編の方が切れ味があっておすすめです。
バビロン大富豪の教え
MARUZENで平積みされていました。まあKindleUnlimitedで読みましたが。
この本は1926年にアメリカで出版された『The Richest Man In Babylon』を翻訳、脚本、漫画化したもの。
古代バビロニアを舞台に、お金を貯め、守り、増やす原則原理が学べる内容となっています。
「収入の10分の1を貯蓄に回す」→「その場合の生活水準は変化しない」
という考えは様々な所で言われているけど、それが一番わかり易い書かれ方をしている。
あと、投資についても書かれているけれど、そこは後述する書籍の方が具体的
この本の後半に書かれている「働く」こと自体の意味については、お金云々についてよりも大切かも。
「働きたくないな~」って人はぜひ読んでみて。漫画なので読みやすい。
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
投資信託についての入門書的立場
- お金の持っておき方
- 投資の意義
- 貯めたお金の使い方
までが専門用語抜きで書かれていてわかりやすい。
投資とギャンブルの違いとか、いわゆるデイトレーダー(パソコンの前で難しいグラフを見ている人)のリスクとか知りたいな~って人におすすめ。
日本一カンタンな「投資」と「お金」の本
上の本の少しむずかしい版。というか投資とかの背景の知識が少し明確に書かれている。
バブルの仕組みと投資をする上でのメンタルコントロールについて、知りたい人にはおすすめ。
グラフも多いから「投資を始めたいけど、ちゃんと知識をつけてから」って思考の人にはこの本が一番向いている。
まとめ
今回は趣味の村上春樹作品とちょっと趣向を変えてお金に関する書籍を紹介しました。
こういう「投資」とかの話になると一気にうさんくささと意識高い系感が出てキモいですね。